最後の恋の備忘録

不倫なんて最低!と思っていた私が…。
彼がくれた言葉。優しさ。気持ち。忘れたくない。。。
秘密の恋の備忘録です。

覚悟のショートメール

続きです。


気持ちがぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃで

彼へ伝えたい気持ちを伝えられないままという状況が本当に苦しかった。

彼へ伝えたい気持ちを全部どこかに吐き出したくて、届かないアドレスの彼宛てにメールを書いた

お別れするにしてもしないにしても彼に今伝えたい気持ちが溢れてとまらなかった。

沢山のごめんなさいと

あいしてる

今までありがとうという感謝


沢山した約束を書いているときは、その時その時の思い出が鮮明に浮かんでしまって涙がとまらなかった


「あいしてる 今までありがとう」

は指が止まってなかなか打てなかった。


でも、それを書き終えた時、私にも覚悟ができた


返事がなければ私から二度と連絡しない。これで最後にしよう。

私は私で前を向いて進んでいこう

彼と別れる


それが私の覚悟


◇◇◇◇◇◇◇


そして彼にショートメールを書いた

ショートメールは短い文しか送れない。

短い文に、気持ちを込めて送った


◯「こうくん、ごめんなさい。別れたくない。あいしてる。もう遅いですか。

もし返事がなければそれが答えだね。その時は諦めます」


スマホを伏せた


続く。